最高裁で弁論してきました

昨日、滋賀県が保有する同和対策地域総合センター要覧等を公開させるための裁判の最高裁での弁論がありました。

滋賀県側は5人が出席、傍聴席はまばらな状態で弁論が始まりました。

最高裁と言っても、型どおり「書面の通り陳述しますか?」と裁判官から聞かれて「陳述します」と答える手続きは変わりません。ただ、最高裁では弁論要旨を読み上げる手続きがありまして、上告人と被上告人の双方が事前に裁判所に提出した弁論要旨を読み上げました。まず、上告人側の寺倉浩一人権推進課長が読み上げ、その後、被上告人である私が読み上げました。

以下が双方の弁論要旨です。

上告人弁論要旨.pdf
被上告人弁論要旨.pdf

滋賀県の主張は、地域総合センター一覧は滋賀県版部落地名総鑑であるという、いつもの主張です。

一方、私は上記の弁論要旨に加えて、最後に「人の世に熱あれ、人間に光りあれ」と言っておきました。

判決は以下の期日に、最高裁第二小法廷で言い渡されます。

12月5日 13:30