最高裁で弁論してきました

昨日、滋賀県が保有する同和対策地域総合センター要覧等を公開させるための裁判の最高裁での弁論がありました。

滋賀県側は5人が出席、傍聴席はまばらな状態で弁論が始まりました。

最高裁と言っても、型どおり「書面の通り陳述しますか?」と裁判官から聞かれて「陳述します」と答える手続きは変わりません。ただ、最高裁では弁論要旨を読み上げる手続きがありまして、上告人と被上告人の双方が事前に裁判所に提出した弁論要旨を読み上げました。まず、上告人側の寺倉浩一人権推進課長が読み上げ、その後、被上告人である私が読み上げました。

以下が双方の弁論要旨です。

上告人弁論要旨.pdf
被上告人弁論要旨.pdf

滋賀県の主張は、地域総合センター一覧は滋賀県版部落地名総鑑であるという、いつもの主張です。

一方、私は上記の弁論要旨に加えて、最後に「人の世に熱あれ、人間に光りあれ」と言っておきました。

判決は以下の期日に、最高裁第二小法廷で言い渡されます。

12月5日 13:30

コメント

コメント(5)

  1. 通りすがり on

    滋賀県人権推進課長いわく「同和地区名を県が公表すれば啓発効果は無になる」。この理屈で行くと、刊行図書の中で大々的に同和地区名を暴いてしまっている部落解放同盟は「啓発効果を自ら無にしている」ことになりますね。

    そもそも論として、滋賀県としては「寝た子は起こすな」で行きたいのか、「寝た子を起こせ」で行きたいのか。行政が目指すべきは「同和地区を隠蔽する社会」ではなく「同和地区を公表しても差別されない社会」ではないのか。人権推進課長の言うことは、論点がブレています。

    • 鳥取ループ on

      地域総合センターの一覧は滋賀県版部落地名総鑑であると県が主張している時点で、同和地区名を県が公表しているのと変わらないというのが私の考えです。地域総合センターの場所は公開されているのだから。

      最高裁の判決がどうであれ、その事は後世までしつこく言い続けようと思います。

  2. 匿名 on

    差別主義者敗訴ワロタwww
    まあ、世の流れだから仕方ないね

    お疲れさまでした

    • 鳥取ループ on

      まだだ!
      まだ終わらんよ!

  3. 匿名 on

    aho