草津市の同和特別対策詳細資料

滋賀県草津市が現在行っている同和特別対策の全てを詳細に解説した資料を某消息筋から入手しましたので公開いたします。これは「草津市同和対策施策見直し検討委員会」で配布されていたものです。検討委員会の様子の一部は月刊同和と在日12月号でレポートしています。

kusatsu-dowa-H22.pdf

実は同じ資料が草津市のウェブサイトでも公開されているのですが、一部黒塗りになっています。黒塗りされている部分を比較してみると、黒塗りにする意味があまりないのが分かってくると思います。

草津市のウェブサイトにある第2回、第3回草津市同和対策施策見直し検討委員会および草津市隣保館等運営審議会の「地区の現状と課題等」は地名当てクイズ状態となっていますが、それぞれ橋岡芦浦西一新田です。

資料にある、「身体障害者」「知的障害者」「精神障害者」の割合を一般地域と比較する理由がよくわかりません。噂されるように「部落内結婚で血が濃いから障害率が高い」とでも言いたいのでしょうか?そもそも統計上有意な違いがあるように見せませんし、仮に若干多いとしても、同和地区の障害者向けに特別の助成があることの影響がありそうな気がします。

月刊「同和と在日」2010年12月号発売しました

ガチな日本が読める雑誌、「同和と在日」第2弾。
滋賀県草津市の隣保館からのレポート、新党改革代表 舛添要一氏の意外な一面など、同和と在日にまつわるホットな話題をお届けします。

以下のアドレスから発売中です。

http://atamaga.jp/dz2
http://p.booklog.jp/book/15103

また、Android携帯電話をお持ちの方は、Android Market で「同和」または「示現舎」で検索してください。

目次
●グラフ特集・草津市ゴージャス隣保館見学記
・熱と光と
・解放新聞
・あの人の写真
・解放同盟の名簿流出事件
・社会福祉施設
・同和対策事業の後始末
●舛添要一(新党改革代表)一族に見る外国人参政権問題
・中曽根、福田、森ら歴代の首相も参政権賛成派
・舛添要一氏の父親の選挙ポスターにハングルのルビが
・国籍を尊重? 帰化が促進? やっぱりバラバラ民主党
●同和地区住民でなくても貰える! 米子市“同和限定子ども手当”
・“部落民”であれば同和地区に住んでいなくても受け取れる
・“部落民証明書”を行政が発行することになる
・奨励金を受けることが部落民の証!?
●ワイド特集 これからの「不正義」の話をしよう
・日韓無法地帯宣言 菅談話で文化財返還狩りが始まる!?
・「慰安婦」にかみつかれた故・土屋公献元日弁連会長の思い出
・尼崎・朝鮮学校幼稚園補助金廃止にカン違いプロ市民が大挙
・人民は石にかじりつき将軍様は絶品グルメ!? 金正日の大好物ベスト5
・言ったモノ勝ちの戦後補償 「シベリア特措法」って何?
・お騒がせ疑似科学 北朝鮮もはまった「EM菌」の正体
・法務省「検察の在り方検討会議」は昭和の疫病神・社会党の墓場
●滋賀県同和行政バトル日記②
・第1回口頭弁論
・高島市は同和対策関係の過去の条例を廃棄!?
・法務省との2正面作戦

「人権侵犯事件」に関する個人情報の開示、審査継続中

法務省から、さらに「補充理由説明書」が提出されたため、さらに意見書を提出しました。

法務省-補充理由説明書-H22-11-11.pdf
補充意見書-H22-11-22.pdf

現在に至るまでの経過を簡単に説明いたします。

事の発端は、去年の11月13日に掲載した「インターネットに流れているという部落地名総鑑の圧縮ファイル」という記事に対して、同年12月1日に大津地方法務局から削除要請があったことです。

法務局が削除要請を行う場合「人権侵犯事件記録」というものを作成するので、それを個人情報開示請求しました。

個人情報開示請求の場合、情報公開とは違い、個人的な情報を本人に直接開示するものなので、現に本人が知っている情報を隠す必要はないのですが、なぜか記録中の部落地名総鑑の内容が黒塗りにされて開示されました

そこで、黒塗りにした部分も開示するように審査請求しました

審査請求は政府の情報公開・個人情報保護審査会に諮問され、今年の5月には法務省の理由説明書が届いたので、こちらからも意見書を提出しました

今回の理由説明書と意見書は、さらにそれを補充するものです。

この審査請求のポイントですが、一番の問題は法務局が「同和地区一覧っぽいものが含まれている!」ということで脊椎反射的に「部落地名総鑑」を黒塗りにしたことではないかと思います。今も鳥取ループに堂々と掲載しているものなので、それを改めて開示したところで、誰も何も文句は言わなかったはずです。もし、法務局が何か言われても「悪いのは鳥取ループだ!」と言えば済むことです。

そもそも、あの部落地名総鑑は誰かがいたずらで作ったでたらめなもので、仮に同和地区住民が差別対象になるとしても、差別に利用できるはずがないのに、差別文書だと認定して削除要請したこと自体が誤りでした。一度そういうことをしてしまって引込みが付かなくなったことが、隠さなくてもいい情報を黒塗りにしてしまう原因になったと思います。

そして、黒塗りにしたことで「部落地名総鑑」に掲載された地域の住民を差別する方法を、法務省が意見書で長々と解説しなければいけないことになってしまったのが、今の状況です。開示・不開示のどちらに転んでも無傷ではないようにトラップを仕掛けたつもりです。今までの経験上、情報公開・個人情報保護審査会は「劇的な」結果は出さずに、単に法務省の言い分を追認しそうな気がしますが、その場合はその場合で、行政のいう「同和地区住民を差別する方法」を解説しようと思います。

役所やどこかの団体の面子を守るためではなく、本当に住民のことを考えれば何も言わずに開示するのが一番だと思うのですが…

鳥取市の同和減免について個人情報開示請求で拒否処分された件で異議申し立て

鳥取市の同和減免に関する書類の開示が拒否された件で、さらに異議申し立てが行われました。

同和地区住民に対しては同和減免が行われており、同和減免の対象者には事実として同和減免に関する説明書類が配布されていて、自分の所有する物件が同和減免の対象かどうか知らされているので、拒否処分というのはどう考えてもつじつまが合わないわけです。

そもそも自分の所有する物件が同和地区にあるかどうか分からなければ同和減免の対象になるかどうか分からないわけで、実質、自分の所有する物件の所在地か同和地区かどうか問い合わせた今回の個人情報開示請求は正当なものです。鳥取市の個人情報保護審査会がどう判断するのか注目されます。

松本治一郎氏の肖像

広間に掲げられた「部落解放運動の父」、松本治一郎の写真。草津市橋岡会館で撮影。

特に部落解放同盟の活動が盛んな地域の隣保館に掲げられています。ちなみに、松本治一郎氏は同和対策事業が始まる前の昭和41年に他界しており、生前は「部落民が堕落する」と言って同和対策事業特別措置法の制定に強く反対していたと言われています。

こちらは米子市下福万隣保館で撮影したものです。なぜか和室に掲げられていることが多いようです。

ダウンタウン「豆」

本で触れたコント「豆」です。どうぞご覧ください。

鳥取市下味野の同和減免関係の書類が非公開となった件で異議申し立てしました

鳥取市下味野の同和対策減免関係の書類が非公開にされた件、処分は撤回しないということなので、例によって異議申し立てしました。以下が異議申立書です。

鳥取市異議申立てH22-10-28.pdf

ポイントは、鳥取市がインターネットで盛大に公開している鳥取市地区会館管理規則に列挙されている地名と、同和減免の対象地域名に違いがあるのかといったところだと思います。

同和地区を対象とした固定資産税減免措置の対象地域の「下味野」は住民が差別対象になるとされる同和地区であるのに、同和地区における集会の場を提供するための鳥取市地区会館が存在する「下味野」はそうではないと言えるでしょうか?常識的に考えれば非常に釈然としない話です。

「同和地区における集会の場を提供するための鳥取市地区会館」の一覧は以下のとおりです。某同和問題の専門家も、このリストは鳥取市の部落の一覧だというようなことを書いておりました。もとから隠すことになっていないのだから、いい加減に覚悟を決めればよいのではないかと思います。

名称
位置
鳥取市宮長地区会館
鳥取市宮長
鳥取市馬場地区会館
鳥取市馬場
鳥取市倭文地区会館
鳥取市倭文
鳥取市高殿地区会館
鳥取市吉岡温泉町
鳥取市西品治6区地区会館
鳥取市西品治
鳥取市古海5区地区会館
鳥取市古海
鳥取市下味野5区地区会館
鳥取市下味野
鳥取市下味野源太地区会館
鳥取市源太
鳥取市山ケ鼻地区会館
鳥取市古海
鳥取市中村地区会館
鳥取市中村
鳥取市嶋地区会館
鳥取市嶋
鳥取市西品治7区地区会館
鳥取市西品治
鳥取市西品治地区会館
鳥取市西品治
鳥取市千代八千代地区会館
鳥取市西品治
鳥取市元品治地区会館
鳥取市西品治
鳥取市国府町南広西地区会館
鳥取市国府町広西
鳥取市河原町下曳田地区会館
鳥取市河原町曳田
鳥取市河原町上山手地区会館
鳥取市河原町山手
鳥取市気高町寺前地区会館
鳥取市気高町宝木
鳥取市青谷町西町地区会館
鳥取市青谷町吉川
鳥取市青谷町下蔵内地区会館
鳥取市青谷町蔵内