滋賀県同和地区情報公開裁判第7回口頭弁論

昨日9月24日は、地域総合センターの名称・位置、同和地区名等の公開を求め滋賀県を提訴した裁判の第7回口頭弁論でした。

前回の口頭弁論では、滋賀県側は裁判官から、同和対策地域総合センターの全ての黒塗り個所について、どのような情報であるか説明することを求められました。そして、口頭弁論の前に小包で届いたのが338ページにおよぶ書類が滋賀県から届けられました。書類は、要覧の黒塗り個所があるページをまとめたもので、黒塗り個所の1つ1つについて、吹き出して注釈が付けられていたものです。

乙54 同和対策地域総合センター要覧非公開部分.pdf

今回の口頭弁論では、この書類についての確認がされました。

裁判官 「自治会名について、同和地区名が冠されているものと、そうではない単なる自治会名があるが、これはどのようなものですか。」
滋賀県 「同和地区の中の、さらに小さな単位の自治会名です。」
裁判官 「同和地区名とあるのは、自治会名が同和地区名であると。」
滋賀県 「そうです」

これで争点は出尽くしたようで、裁判官からこれで結審するかどうか検討するという発言がありました。ただし、次回の口頭弁論の期日は設定されており、それまでに裁判所から何らかの釈明を求められるか、あるいは私か滋賀県のどちらかが申し出て書面を出すことができます。ただ、私の方からこれ以上書面を出すことはないと思います。

次回の口頭弁論は来年の1月19日、13時30分です。

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