私のブログからリンクさせていただいているAVALANCHE-Bulletinというブログがありまして、ここは滋賀県草津市の行政を検証するサイトなのですが、どんなことでもタブーなく斬込み、どんどん白日のもとに晒していくという稀有なブログです。さすがに地元の方がされているだけあって、内容は緻密です。例えば、草津市で行われている同和対策事業が列挙されていたりします。
その草津市で、本日から地域総合センターの詳細情報が公開されています。非公開であったことに対して市長に質問状が出され、掲載すると回答されたことが影響していると思います。
ご覧の通り、なかなか立派な施設です。図書室で本を呼んだり、ロビーで茶飲み話をするくらいなら無料だと思いますが、利用は原則有料のようです。
これが公開されていなかったのは、「インターネットによる相次ぐ差別書き込みが横行するなか、同和地区及び地区住民に対する差別書き込みを回避するため、また、ホームページへの掲載の方法によっては、逆に差別を助長拡散することにつながることも懸念し、掲載していませんでした。」ということだそうです。確かに、滋賀県や滋賀県教育委員会によれば、地域総合センターを公開すると同和地区の場所が推定されて住民が差別されたり、周囲は困難を抱える児童生徒が多い地域ということにはなっていますが、結果的に公開されているということは、全ての市町が常にそう考えているわけではないということなのでしょう。