第1回控訴審口頭弁論が終わりました。以下の資料をご覧ください。
被控訴人答弁書
被控訴人第1準備書面と乙6号証
控訴人第1準備書面
被控訴人(鳥取県)側からは部落解放同盟鳥取県連合会の規約が提出されました。同日付で控訴人側は反論の準備書面を提出し、早々と口頭弁論を終わらせるつもりでしたが、被控訴人側から控訴理由書に対する答弁を追加したいとの申し出があり、さらに裁判が続くことになりました。
今回の口頭弁論、被控訴人と控訴人の主張の概要は次のとおりです。
被控訴人
・解放同盟県連の規約には入会の要件として部落住民・部落出身者と書かれている
・同和地区出身者であるという事実ではなく、関係者が一般に同和地区出身者とみなされるおそれがあることが非公開の理由である
控訴人
・部落解放同盟の規約は控訴人も入手できなかったもので、存在や内容自体が一般に知られていない
・同和地区出身者を判別できるような戸籍は閲覧禁止なのだから、解放同盟がその規約を守ることは不可能
次回口頭弁論は12月10日午前11時です。
なお、その前の11月10日までに被控訴人から追加の書面が提出される予定です。