鳥取県市町村社会同和教育事業概況(昭和54年度)

鳥取県市町村社会同和教育事業概況

一昔前に教員向けに配布されていた資料です。
市町村別の同和地区数、世帯数、人口が記載されています。この類の情報を市町村に問い合わせると間違いなく答えてもらえないだけでなく、「差別事象」として解放同盟や法務局に通知されたりしますが、行政文書としてはしっかりと存在しています。


近頃「愚民化政策」という言葉が頭に浮かぶことがよくあります。大衆が知恵をつけると為政者にとっては扱いにくくなるから、情報を絶ってしまえということです。
ただ、同和地区の場所にしろ、最近話題の毒ガスの発生方法にしろ、その気になって調べれば分かる人には分かることであるし、調べることを制限するのは学問の自由に反するし、情報発信を止めるのは表現の自由に反するわけです。私は具体的にどこが同和地区なのか調べることもしますが、そこに公金が絡んでいるとなれば、調べる権利はあります。「行政学的に」興味もありますしね。

コメント

コメントを受け付けておりません。