JRに対する「鳥取スタイル」の糾弾会

鳥取の名無し氏演説より引用
その事件はJR鳥取駅で起きました。ある方が…今は退職しておられますけど、JRにお勤めだったわけです。企業の方はよくご存知と思いますけど、鳥取には同企連なる鳥取市内の企業に人権教育をやったりとか、研修をさせたりという名目の組織があるわけです。ネトラジ(インターネット・ラジオ)をお聞きの皆さんでしたら、鳥取ループさんという有名なブログがあるんですけど、そちらの方でも多々採り上げていらっしゃいます。
鳥取の名だたる企業は、ほとんどこの同企連という組織に属しておられて、そこで出された研修資料を元に人権教育をやったりとか、それから啓発に関する費用…みかじめと言っては言い過ぎかもしれませんが、そういうお金を払って彼らの活動に資しているというわけなんです。
で、その同企連を担当する部署にいたそうなんです。で、ある時期…情報源の方が決して個人と分かるようなことを出さないでくれということだったので、時期は申しませんけど、鳥取駅構内で差別落書きとうものがあったそうなんです。その、被差別部落の方に対しての悪意のある落書き…これは当然やっちゃいけませんよ。もちろんやっちゃいけないんですけど、当然、その筋の団体の方が乗り込んでくるわけなんです。
で、その現場…場所は申しませんけど鳥取駅構内のある場所でですね、そこにロープみたいなのを張って、丸一日情報公開とまでは言いませんけど調査をされるわけなんです。その後ですね、なぜこういうことが起こったか、事実を確認させろと…ネトラジをお聞きの方はよく分かると思いますが糾弾会ですね。法務省は、これを違法行為と断罪した、糾弾会を開催したわけなんです。そこにいたその方は…もちろんその方が書いたわけではないですよ、たまたま同企連の担当の部署にいた人です、担当者として呼び出しを食らったわけです。
すごかったらしいですね、十数名の人に囲まれてですね、一斉に罵声を浴びせられるそうなんです。暴力は使っていませんよ、殴られたりとかはしていませんよ。ただね、人間の悪意を、十数名のあらゆる方向からぶつけられることがどれだけ恐ろしいことか。その方は、糾弾会が終わるころには嘔吐してしまったそうです。吐いたんだそうです。あまりの毒々しさと凄まじさに、悪意の応酬に、吐いてしまったんだそうです。
これ、1回だけではなく、実は何度かあったそうです。その人が嘔吐するまで、彼らの罵声は止まらなかったそうです。その方いわく、過去にJRのいろんなところでそのような事件が起きて、やはり、同じように糾弾会が行われて、そこにいた担当者さんは、悪意で精神がやられて吐くまで、糾弾を続けられたそうです。その嘔吐するまでの糾弾を鳥取スタイルと密かに呼んでいたそうです。
私も鳥取のその筋の団体さんはよその地域にくらべて比較的温和だと聞いておりましたけど、確かに暴力は使いませんでしたけど、言葉と悪意の暴力を、延々ぶつけて、相手の側が..(聞き取れなかった)..たくまで続けると、そういう恐ろしいことをされているそうです。


JR、若桜鉄道、日ノ丸バスに対する糾弾についての記事もご参照ください。

コメント

コメント(1)

  1. ma on

    「カイドウ」が「差別」というと
    差別になるのか。
    裁判所も腰が引けてるし
    マスコミも中途半端な報道しかしないし。
    片山知事も「カイドウ」問題を避けてよけて
    理屈をこねてるし。
    長野の田中知事ぐらい
    まもとに向き合うがらいの気力が欲しいところ。
    「差別発言」との認定を充分検証せず
    http://yhx0303.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_7239.html
     中日新聞 3月21日(火曜日)朝刊 18ページ 三重版
     二審も県に賠償命令
     高校教諭の差別発言をめぐる訴訟「公務の範囲逸脱」名高裁判決
      差別発言を理由に同僚の教諭らに脅迫や強要などを受けたなどとして、県立松阪商業
     高校の元教諭弓矢伸一さん(47)=現長島高教諭=が県や同僚の教諭らに約一千百万円 の慰謝料を求めた訴訟の控訴審判決が二十日、名古屋高裁であった。熊田士朗裁判長(満 田明彦裁判長代読)は県に二百二十万円の支払いを命じた一審・津地裁判決を変更し、 県に対し約三百三十万円の支払いを命じた。
      判決によると弓矢さんは、一九九九年同和問題をめぐる差別発言をしたとして同校の 教諭らに追及を受け、反省文の提出や確認会、糾弾学習会などへの出席を求められた。  熊田裁判長は判決理由で、確認会などへの公務員の出席が「正当な公務の範囲を逸脱 する」として、当時の校長や県教委の職員、同僚の教諭らが弓矢さんに対し事前の準備 や出席を指示した行為が違法と判断。同僚が確認会での経緯などを踏まえて反省文を書 き直すよう求めた点などについても「意に反して応じざるを得なかった」と述べた。
      野呂昭彦知事は、「今後の対応については、判決文を十分精査し、検討いたしたい」 とコメントしている。