以下にウェブ上で収集した、鳥取県と八頭町の平成17年度の補助金交付状況をまとめておきます(決算額ではないので、若干変わる場合があります)。
鳥取県
部落解放同盟鳥取県連合会運営補助金 807万5千円
鳥取県同和対策協議会運営補助金 35万円
全国人権同和行政促進協議会運営補助金 20万円
財団法人鳥取県部落解放研究所運営補助金 1784万8千円
反差別女性国際フォーラム開催費補助事業 100万円
これらははっきり言って氷山の一角です。同和問題県民意識等調査事業費として2532万3千円、同和問題啓発推進事業費として448万3千円、専修学校等奨学資金貸付事業費として3221万8千円…といった予算が計上されています。それらの中には部落解放同盟が講師を派遣する講演会で講演費用が計上されていたり、「見直しの実施には、関係団体等(註:部落解放同盟関連団体のこと)との協議が不可欠」といった注意書きがされているものがあります。
智頭町
部落解放同盟智頭町協議会交付金 540万円
同和教育推進協議会委託料 279万円
智頭町保育園・学校同和教育推進協議会 30万円
小学校同和地区進出費交付金 45万円
小学校同和教育研究費交付金 59万5千円
中学校同和地区進出費交付金 45万円
中学校同和教育研究費交付金 17万円
同和地区中小企業特別融資貸付金 1千万円
以上は全額町の一般会計から出ているものです。
部落解放同盟智頭町協議会交付金の540万円というのは異例に大きな額です。例えば智頭町商工会の交付金額は2260万1千円ですが、そのうち町費は480万円だけで、他は県の補助や会員の支払う会費でまかなっています。
ちなみに同和地区中小企業特別融資については、ここ数年貸付実績がありません。
ところで、行政文書を調べていていつも思うことですが、鳥取の場合同和地区のエリア設定が公然と行われていることもあって、条例や規則など、ウェブ上で公開されている文書にどこが同和地区なのかがはっきりと書かれています。県議会で身元調査が問題になったりしますが、わざわざ問い合わせしなくても、どこが同和地区なのか分かりますよ。行政としてやっていることが矛盾していませんか?
智頭町の場合、私の計算が正しければ、総人口9383人のうち、同和地区人口は多く見積もっても606人のはずです(行政関係者の方、間違っていれば指摘してください)。わずか0.06%([2006年1月11日]計算間違ってました、アホだ…)6%、にしては異常な施策だと思うのですが、智頭町というのはそんなに部落差別がひどいところなんでしょうか。
あきログ on 2006年1月11日 1:03 AM
北朝鮮に飲み込まれる韓国(人権擁護法案)
----------引用----------【ソウル8日】北朝鮮は去る6日、かつて韓国に捕らえられていた北朝鮮の戦争捕虜およびスパイに 残虐行為が加えられたとして、何十億ドルもの賠償を韓国政府に要求した。 8日の北朝鮮国営のKCNA通信によれば、北朝鮮は韓
福岡県人権救済条例に反対するBLOG on 2006年1月11日 10:54 PM
特定の立場に肩入れする西日本新聞
昨日の毎日新聞に上野千鶴子を講師に呼ぼうとした国分寺市に対して東京都教育委員会が待ったをかけたことに対する批判記事が載りました。★参考メタモルフォーゼ・ニッポン:国分
砂丘1号 on 2006年1月19日 3:52 AM
私は智頭町の「被差別部落」に住む者です。具体的にいうと部落内にJR、智頭線の線路が通っています。このブログを見て忘れていた「部落差別」という言葉を思い出しました。(笑)
今度から私の受けた同和教育についての感想等不定期ながら書き込みさせていただければ幸いです。
以上携帯からおよび長文失礼しました。m(_ _)m
鳥取ループ on 2006年1月19日 4:52 PM
砂丘1号さん、こちらこそ初めまして。
たぶん、鳥取県内でもほとんどの人は「部落差別」と言っても、「そう言えば子供の頃に学校で…」という程度の認識だと思います。長文大歓迎ですので、被差別部落(今となっては違和感を感じる用語ですが…)ならではの体験談をお待ちしております。
私の場合は、戸籍上の住所は同和地区と同じなのですが、私の住んでいた地区以外が同和地区という様に線引きされていました。最近知ったことですが、鳥取市ではよくあることだそうです。
智頭町でも地区進出学習会というのはあるのでしょうか。当時は特に興味がなかったので友達に詳しく聞くことはしなかったのですが、子供の頃の私にとっては、謎の世界でした…
砂丘1号 on 2006年2月13日 12:56 PM
お久しぶりです。もちろん学習会はありました。内容は確か国語と算数のドリルだったと記憶してます。
私は関西から転入してきた(父親の実家が智頭町)ので、学習塾の感覚で参加してたのですが実際は全く違いましたねえ(笑)
高学年になるとだんだん同和色が強くなっていき参加するのも嫌になってきましたが先生に叱られるのでしぶしぶ…
鳥取ループ on 2006年2月13日 1:50 PM
砂丘1号さん、2重に投稿されてしまっていたので、片方を削除いたしました。
同和一色かと思ったら、国語や算数のように、学習塾のようなこともするんですね。確かに昔は一部地域では家庭の事情で学校に来れない子供が多かったそうで、同和教育は本来そういった子供のためのものだったと聞きます。