鳥取市下味野地区の同和減免関連文書の開示を求めた件の上告理由書

広島高裁松江支部が鳥取市下味野の同和減免関連文書について不開示とした件について上告および上告受理申し立てをした件、上告理由書と上告受理申立理由書を提出しました。

上告理由書.pdf

上告受理申立理由書.pdf

上告は憲法違反など特殊な事例の場合しかできないのですが、今回は憲法の「納税の義務」がもろに絡んでくる話なので、理由書を書くのが楽でした。

これであとは最高裁がどう処理するかを待つだけです。

コメント

コメント(10)

  1. 佐藤 on

    atamaga.jpについて
    http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H15/H15HO057.html
    個人情報保護法第一章第二条よりatamaga.jpは”特定の個人情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの”に該当しあなたは5000人以上の個人情報データベースを公開した時点で個人情報取扱事業者に該当します。早急にデータベースの公開を停止しないと面倒なことになりますよ。

    • 鳥取ループ on

      それは個人情報保護法を何重にも誤解しています。

      まず、電話帳は政令により法律の規制から除外されています。

      「データベースを公開」したかどうかは個人情報取扱事業者に該当するかどうかには関係ありません。本来は保有して業務に使用した時点で該当します。

      仮に個人情報取扱事業者に該当したところで、データベースの公開を停止しないといけないとは法律には書かれていないですし、具体的に「面倒なこと」って何なんでしょう。

      まあ、曖昧で、穴だらけで、読んでも普通の人には理解し難いような法律を作るのが悪いのですけどね。昨今は法律や行政文書の文章の質が非常に悪くなりました。こうなると、昔みたいに科挙を復活させたほうがよいのかも知れません。

  2. klg88 on

    文章の質が悪くなった上に、如何様にもとれる(解釈が明らかでない)文書を作る傾向が進んでいます。冒頭の「目的」の意味不明な表現や、文中の「等」の多用など。言い訳づくりの要素がてんこもりなのでダメ法令が増えてます。というか、国語力そのものが落ちてますね。文章が書けない。人のことは言えませんが。

    • 鳥取ループ on

      私は自治体の条例や規則の作成現場をちょっとだけ見たことがありますが、ひどいものですよ。文面の作成まで委託業者任せであったり、パソコンで文章を生成するツールがあったりします。こうなるともはや、作っている本人でさえ中身を理解しているとは思えないですね。人に読ませるためではなく、手続き上必要だから、体裁を保つためだけに文書を作っているということです。

      大昔の筆記具が高価だった時代の候文は、極めて意味明瞭、簡潔ですね。昭和30年40年代に和文タイプライターで書かれた行政文書もまだ名文が多いです。効率化するのが悪いとは言いませんが、書く側だけでなく、読む側の効率も考えて欲しいという気はしています。

  3. 匿名 on

    解放同盟の必死さがひしひしと伝わってきますね。
    鳥取ループさん、どうやったら解放同盟を解体出来るか教えて下さい。

    • 鳥取ループ on

      う~ん、組坂委員長がいなくなったら、もう解放同盟という名前の組織は続かないのではないかと思います。

  4. こさか on

    今年で還暦ですが、興味深い記事満載で感動すら覚えました。もちろん不当な差別を肯定している物ではありません。しかしこの問題を考えると、同和地区同和問題が解決すると食べていけない人がいるのですね。マッチポンプとは言いませんが無限回廊、circle gameですな。ところで東京23区ないの同和地区の地図はないものでしょうか。よろしくお願いします

    • 鳥取ループ on

      東京都は同和地区指定をしなかったので、そういった意味で東京23区内には同和地区は存在しないということになります。

      被差別部落や貧民街だった場所を調べたいのであれば、グーグルブックスで「東京 隣保事業」といったキーワードで探すといろいろと見つかると思います。

  5. 名無し on

    更新のペースが遅くなっているような…お忙しいのかな。

    • 鳥取ループ on

      正直忙しいですが、裁判の書類はきっちり出しております。