伏せ字の解放令

明治4年太政官布告、いわゆる「解放令」を根拠に、同和減免は無効だと主張する住民監査請求を鳥取市に出したことは以前お伝えしました。その結果がこちらです。戦中戦前の検閲された書籍みたいに、伏せ字だらけです。

鳥取市長措置請求に基づく監査結果について

伏せ字

同和地区名が隠されるのはお約束として、「非常に古い法律である解放令が有効と判断されるのか?」というのが1つのポイントでしたが、ご覧のとおり伏せ字にされるという、さらに予想外な結果となりました。「穢多非人」という言葉が放送コードにひっかかるようです。とは言ってもれっきとした公文書で、もとは公に布告されたものなので伏せる理由がないとは思うのですが。

「人権に配慮し、一部地名等の表示を略す」とありますが、「等」とは解放令に書かれた「穢多非人」というわけです。政府による初めての部落解放宣言である解放令を、人権に配慮して鳥取市が伏せ字にするというのは、これもまた同和の矛盾を凝縮していると思います。

水平社宣言にも「エタ」という言葉があるので、これも公文書に載せる場合は伏せ字にしなければいけないのでしょうか?「誰を」解放するのかということを言わずに、「解放」を達成できるのでしょうか?

同和問題に限らず、単に説明責任の放棄、保身、逃避のための、形式だけの秘密保持や個人情報保護というのが近頃は横行しているように感じます。

コメント

コメント(2)

  1. K on

    「人権擁護」の標榜者が実際は人権弾圧の推進者と同じことをやっているというパラドックスですね。「人権擁護」の名のもとにおこなわれる人権弾圧という矛盾。

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  2. 名無し on

    同和と在日、今月号遅れても全然構いませんから
    そのかわり人権ヤクザの連中が震え上がるような
    すごい記事を期待しています!

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