存否応答拒否をすると非公開情報を公開することになる事例

この堂々たる石碑と…

下味野改良事業

鳥取市の情報公開拒否処分の通知の内容。

拒否処分

石碑には「地区改良事業」と書かれており、その横にある石碑(リンク先)には昭和46年から59年まで23億5000万円の予算を投じて「小集落改良事業」を行ったことが誇らしげに説明してあるのですが、「同和対策事業」であるとは書かれていません。

ところが、鳥取市の開示請求拒否処分決定通知書には「同和対策事業」と明記されています。結果的に、拒否処分により鳥取市において小集落改良事業が行われた地域が同和地区であると分かってしまいました。

情報公開請求に対する拒否処分を行う場合は、同種の情報に対しては原則として拒否処分を行わないといけなくなってしまうので、ここで同和対策事業と書かなければ、鳥取市では特定の地域を対象とした公共事業に関する文書は全て開示を拒否することになってしまいます。なので、「同和対策事業だけは特別だ」と言わなければならなくなってしまうのです。

それにしても、存否応答拒否処分により非公開情報が公開されてしまう事例というのは初めて見ました。貴重な事例だと思います。

参考:グローマー拒否

これは情報公開制度の矛盾によるものではなくて、制度が「公然の秘密」の存在を許さないように非常によく出来ているので、公然の秘密となっている同和の矛盾がこういった形で現れたのではないかと思います。

コメント

コメント(3)

  1. かど on

    前回コメントありがとうございます。

    確かに非公開といいながら実質、同和地域だから。。。というのは結局は同和であることを公開していますね。

    解放同盟の新聞もA市のなんと地区での地域運動って言って、写真付でその地域の子供の写真が掲載されています。。。

    なんとか地区って大きく書いています。

    行政には非公開を求めて、自らの機関誌では地区を大きく書くしかも写真まで載せて。。。どうなかな。。。

    っておもいます。しかもすべてひらがなうってます。。

    半分は広告ばっかり。。

    もうすこし楽しいことも載せたらいいのにっ思います。

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    • 鳥取ループ on

      私が知る限りですが、解放同盟が組織として同和地区の非公開を行政に求めたことはなかったと思います。

      確かに解放同盟の活動の影響はありますが、多くは自主規制ですよ。

      分かりにくいですが、解放同盟としてはあくまで、「寝た子を起こす」が建前なのです。

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  2. 読者 on

    【ネット】 鳥取県公式ツイッターポータルに人権侵害の書き込み ツイッター運営会社に発信者のアカウント停止を要請も
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1346297470/

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