鳥取市の合併特例債で行われた同和地区環境整備事業

鳥取市で最近「同和地区環境整備事業」なるものが行われたという話を聞き、情報公開請求で関係書類を入手しました。

国から「地方改善施設整備費補助金」「児童厚生施設等整備費補助金」というのが出ています。それぞれ、隣保館、児童館の整備費用として出されるものです。本来は「一般対策事業」のはずなのですが、現場ではこのように同和対策事業に化けております。

児童館名が黒塗りにされていますが、これは西品治児童館です。一度児童館を解体し、隣の児童遊園に建てなおして、古い児童館の跡地に再度児童遊園を整備するという工事が行われています。黒塗りにされた道路は、市道国安11号線です。いずれも一般の公共工事なので、他の予算関係書類や入札関係の書類から、時期や予算が一致する事業を調べればすぐに分かります。倉田、富桑隣保館はいずれも小学校区名を冠したものなので黒塗りにされておらず、他が黒塗りにされたことで、西品治と国安が同和地区名であるということが分かってしまいました。

それにしても、隣保館も児童館もとっくに一般事業化されているのに、なぜ同和地区環境整備事業という分類になっているのか、不思議です。想像ですが、同和という名目の予算なら市民から異論が出にくく、市議会を通りやすいという事情があるのかも知れません。

コメント

コメント(12)

  1. 雪男 on

    ここをみると私の住む滋賀の草津市がどれほどまでに同和行政に傾いているか良く分かる。

    草津市同和対策施策見直し検討委員会
    http://www.city.kusatsu.shiga.jp/www/contents/1274926443077/index.html

    草津の部落なんて他府県から引っ越してきた人が多いのに、どのようにして部落民を判断しているのか正直に教えてほしい。
    ちゅうか草津市のホームページに堂々と掲載されているんだから隠す気も無いらしい。
    あるいみ逆差別!同和特権!

    • tottoriloop on

      草津市といえばhttp://kuzuyuki.blogzine.jp/blog/ですよね。
      隠す気がないというより、隠せないのです。AVALANCHE-Bulletinブログの方の尽力で、かなりオープンになりました。

  2. 雪男(女ですけど) on

    そうなんです!
    AVALANCHE-Bulletinブログさんすごく尊敬してます。
    私もああいった精力的な活動がいつかできればと憧れています。
    私は、勤めている会社が草津の同和地域にありますが、直接住んでいるわけではないのですが、数年前にその同和地域に住んでいる同僚が転職するというので同和地域の会館の職員に応募したら開放同盟の方から数年前に引っ越してきて会員でないのが理由で断られたと相談をされたことがあります。募集要項や合否通知書みたいなのも見させてもらいましたが、ひどい内容ものでした。会館の職員といっても草津市ではなく開放同盟が審査するんです。彼女もなぜそんなのに応募したのかちょっと理解に苦しみます。そのときから、鳥取ループさんやAVALANCHE-Bulletinブログさんのブログを見て、「やっぱり草津市おかしいぞ?」と日々話しています。やっぱり私たちの貴重な税金を、適切に使ってほしいですもんね。同僚もいまだに怒っていていろいろと草津市について一緒に調べたりしています。
    今のままだと本当に同和地域の人のほうが優遇されていて同和特権です!
    最後に、昨日は、草津市同和対策施策見直し検討委員会のホームページを見つけて興奮して書き込みましたがいまになるとちょっと怖いです。このインターネットは匿名ですよね?

    • tottoriloop on

      もちろん匿名です。まあ、私もAVALANCHE-Bulletinの崩雪さんも生きているので、分かってしまっても大丈夫だと思いますが…

      それにしても凄いですね、募集要項や合否通知書は私も見てみたいですが、それは無理ですよね。

      草津市は橋岡が一番先鋭的ですが、他の地区では解放同盟内でもさすがに今の状況はおかしいのではないかというような意見が出始めていると聞いております。

  3. 雪男 on

    このインターネットが匿名で良かったです。
    職業安定協力員の募集要項と合否通知書ですが、コピーでよければ今手元にあります。
    以前に同僚が訴えようと準備をしていたので私も手伝うためにコピーをもらっていました。
    その時は一緒に弁護士さんにも相談しに行ったのですが結局あまり良い回答が得られず泣き寝入りしていました。そこで、先ほど同僚に電話でこのコメントを見てもらい確認してもらったら「氏名が公表されず復讐が出来るならどんどんOK!」と快諾してくれました。
    合否通知所は氏名があるので一部黒塗りしないといけないですが大丈夫です。
    記事にしてもらえますでしょうか?
    応募された方は複数おられたようですがなぜか全員が不合格にされています。でもその後に開放同盟の会員の方がその役職に就かれていて、現在も働かれている事までは調べて分かっています。募集要項には非常勤嘱託職員と書かれていたので、草津市のホームページから非常勤嘱託職員の資料なども調べたのですが、募集要項に書かれていた内容とは全く一致しませんでした。謎です。感覚的にですが鳥取ループさんの「鳥取市の隣保館職員の同和枠」の内容と同じ感じがしています。熟読しています!
    A4の用紙が2枚なのですがメールで送るのが一番いいですよね。たしか、プリンターを買ったときに書類とかが読める機能が付いていたはずなので家事の合間に説明書片手にがんばってみます。

    • tottoriloop on

      そうでしたか。これは訴訟したら市が不利になると思うのですが、ダメな弁護士ですね。

      本当に滋賀県は素晴らしい方が多くて助かります。ぜひ私のメールアドレスにお送りください。市役所にも事情を聞いてみますよ。

  4. 雪男 on

    よろしくお願いします。

  5. tottoriloop on

    ありがとうございます。合否通知書は個人名は目隠しでお送り頂けますでしょうか

  6. 雪男 on

    職業安定協力員の募集要項は、会館の職員さんからもらったので公開は問題ないと思います。でも合否通知書は同僚の名前が推察されないかと少し心配しております。もう一度、同僚とよく話し合いますね。送るときはループさんの言うとおりにこちらで目隠ししてお送りします。今朝から当時のメモや資料を見返してみましたが、草津市のホームページで公開されている草津市非常勤嘱託職員に関する要綱と比べるとやはり変です。絶対に同和枠ですよね?あと当時の同僚とのメモ書きでは、「支部長が草津市同和事業促進会に確認してくれと言う」と書いてました。
    弁護士さんとの相談では確証がないと言われましたけど怖かったのかな。今は分かる気持ちもしますけど。

    • tottoriloop on

      草津市の隣保館の嘱託職員が同和枠であることは事実ですよ。解放同盟も市役所もそのことはよく知っています。あまりに知られすぎているので、もし裁判をしたら市も否定はできなかったと思います。「違う」とか「知らない」と言ったら偽証になってしまいますから。

      このコメント欄は思いっきり草津市や解放同盟に見られておりますが、大丈夫ですか? メールでやりとりした方がよさそうな気がしますが…

  7. D・エクス・マキーナ on

    「職業安定協力員の募集要項」「合否通知書」が存在し、さらに部落解放同盟が選考を行っている事実が証明されるならば、それを証拠とし我々滋賀県民は部落解放同盟枠を断固拒否するべきだ。これは同和問題を口実に一般公募せず特別枠で働き国民県民市民の税金から給料を不当に騙し取る部落解放同盟による”えせ同和行為”である。また”えせ同和行為”という不当な要求に対し毅然たる態度で拒否を示さない行政の問題でもある。草津市は滋賀県内全ての同和行政の変化の礎として裁かれるべきだ。
    d.ex.machina@furime.jp

  8. 草津市の嘱託職員募集で就職差別 - 鳥取ループ on

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