部落解放同盟鳥取市協議会の補助金の使途

解放同盟補助金1
解放同盟補助金2
解放同盟補助金3

画像は、住民連合の山田幸夫県議会議員が議長をしている、部落解放同盟鳥取市協議会の補助事業実績報告書と収支決算書です。この決算書から読み取れることは、2004年度の鳥取市協の財源のほとんど(62%)が市の補助金、つまり税金であるということです。
その使途の多くは、青年部や女性部に対する助成、集会への派遣費用が占めています。ご覧のように解放同盟の政治活動は税金によって支えられています。
この補助金の額は昨年度は1800万円まで一気に増額されています。これは市町村合併によるもので、合併前の町村から交付されていたものが引き継がれたものと思われます。郡部でいかに多くの補助金が交付されていたかが分かります。
鳥取市における補助金交付予定の一覧をご覧になれば分かるのですが、一民間団体に交付される補助金としてはかなり大きな額となっています。
実は、補助金の使途について、この補助時事業実績報告書以上のことは明らかにされていません。例えば、青年部や女性部に対する助成や、「各対策の指導協議」というのが具体的にどのようなものであるかは不明です。鳥取市内在住者による証憑書類の情報開示請求を市が拒否したためです。
部落解放同盟不開示決定通知書

不開示の理由として「収入支出差引簿、領収書等は部落解放同盟鳥取市協議会が保有しており、鳥取市は保有していないため。」となっています。ということは、収入支出差引簿、領収書等のコピーを市は保管していないということなのでしょうか(鳥取市情報公開条例によれば、市が外部団体から取得した文書は開示対象となります)。
実は、以前このサイトで採り上げた「あつまれヨン!」に、サイト運営者により、「倉田地区協に対する助成」に関することと思われる、以下の書き込みがされていました(個人名は伏せてあります)。

元記事: 05/05/26 09:34
◆自主財源確保!!
by ■■■
今、親(市協)からの助成金でほとんどの活動を展開しているわけですが…今後、どうやら今までみたいなお金の使い方が出来ないような状況になっているみたいです(+_+)
そこで!ここで自主財源の確立をするため、何をするのがいいのか教えてください!!
(つまり、金儲けをどうやってしようってことですかね(-_-;))
2: 05/06/14 17:27
◆誰も書いてくれないので…
by ■■■
劇団をつくらない?

関係者によるこのような発言がある以上、「今までみたいなお金の使い方」について明らかにしない限り、果たして適正に補助金が使われていたのか、疑念を持たざるを得ません。

コメント

コメント(2)

  1. 部落差別があっての補助金 on

    この捉え方でいけば、
    部落も人種のカテゴリー
    半永久的に補助金の対象団体になるもの。
    ③ 注目すべきなのは、人種差別撤廃委員会が「門地に関する一般的勧告29」を2002年8月に採択し、部落問題が「人種差別撤廃条約」の対象であることを明確にしたのにつづき、人権小委員会が2003年8月に「中央又は連邦政府のみならず、地方政府並びに職業及び世系に基づく差別がしばしば発生する企業、学校、宗教施設その他の公的場所等の私的部門をも含む、すべての関連する行為体のための原則及び指針を作成すること」を決議し、「『職業と世系に基づく差別』を撤廃するための原則と指針」の策定作業が今夏にひらかれる小委員会に向けて、現在精力的におこなわれていることです。これらの国連段階でのとりくみに、今後とも積極的に関与していくことが必要であり、国内へフィードバック(還元)していくことが重要です。
    http://www.bll.gr.jp/siryositu/siryo-syutyo2004/guide-hosin2004.html

  2. なめ猫♪ on

    福岡県同教による「同和教育」推進任務内容

     前回、狭山学習の問題について県議会のやり取りを取り上げましたが、その狭山学習を中心的に担ってきたのは「同和教育推進教員」、通称同推と呼ばれる同和地区の子供たちが安心して